長野県下の三私鉄で活躍した 東急の「青ガエル」電車
 三浦  衛
はじめに  東急5000系電車とは…
 みすずかる信濃国… 長野県は善光寺平に長野電鉄、塩田平に上田電鉄、そして松本平に松本電気鉄道と三社のローカル私鉄が走っている。山行往復のアクセスに乗車する機会があることから、皆様方にとっても馴染みのある路線ではないだろうか。

 以上の三社、「ローカル」とはいえ1980年代ごろから老朽車両の取替えや施設の近代化がそれなりの範囲で進められた結果、同じ顔をした同型の電車が東京の大手私鉄からお輿入れして(譲渡されて)各社に出そろい、車体の色を変えることでそれぞれの個性を主張しながら活躍を続けた時期があった。この電車が東京急行電鉄の5000系(および5200系)である。現在では各社とも、さらに次世代のお輿入れ車両に置き換えられて現役を引退してしまったが、私と同世代の電車として大の「お気に入り」だった東急5000系が、大都会の風を信州に吹き込みながら爽やかに走った或る一時期の記録と記憶を、ここにとどめておきたいと思う。

【追記】2016.2.14 「青ガエル」終章
番外編 安曇野によみがえった東急グリーンの雄姿
【追記】長野電鉄屋代線の廃止に寄せて
「信州の鎌倉」で地元民が支える  上田交通(上田電鉄)
アルプス一万尺へのアプローチ  松本電気鉄道(アルピコ交通)
譲渡先各社で「セットアッパー」の重責を果たす
もどる
●特記以外の写真は全て筆者撮影

 Copyright(C)2011 Mamoru Miura
 All Rights Reserved..
 
このページの文章および写真の著作権は、三浦衛に帰属します。
高原のアップルラインをひた走る  長野電鉄

鉄友のサイトです

         三浦 衛 (みうらまもる)
1955年東京生まれ。早稲田大学卒業後、31年間にわたって月刊「鉄道ジャーナル」誌の編集に携わったのち、介護業界の送迎バスドライバーに転身。「山」と「鉄」のダブリを認じている。
東急5000系は前面に鼻すじが通った大きな2枚窓
下ぶくれで愛嬌のあるスタイルから「青ガエル」の愛称で
親しまれた (二子玉川園駅で)
                       
フィルム&プリントのS